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後輩ちゃんの臍穴
Published 07/01/2026, 07:04:02 PM · Edited 08/01/2026, 10:55:38 AM

ソラと彼女の先輩は、大学の科学サークルの部員だった。
ある日、部長が留守のサークル室でソラは試作中の縮小装置を先輩に向けて起動する。
「ねえ先輩、さっき私に『ちんちくりん』って言いましたよね?」
「ああ、お前は背が低いから…うわっ!!」
何かビームのようなものを当てられたのか、
青白い光が弾け、気付けば先輩は米粒以下の大きさになっていた。
「本当に小さくなった…さすが部長の発明品です。ふふ…今の先輩は私の鼻くそより小さいですね」
「おいどういうつもりだ!戻せ!」
だがソラは悪戯っぽく笑う。
「せっかくなので、ちっちゃな先輩には私のおへその掃除をしてもらいます。
ちょっとだけおへそのゴマが溜まって痒かったんですよ」
巨大なピンセットでつまみ上げられた先輩は、そのままソラの臍へ投下される。
柔らかな底へ着地すると、周囲には自分の背丈を超える臍のゴマがいくつも鎮座していた。
「これのどこが"ちょっと"なんだ!」
「先輩なら何とかしてくれそうだなって思いまして」
文句を言いながらも、先輩は巨大な塊を一つずつ砕いていく。
ぼろっ。
へそのゴマが砕かれた瞬間、断面から熱気と臭気が一気に広がった。
「うっ……くさっ!」
「あはは、そんなに臭います?」
作業は想像以上に過酷だった。
巨大なひだの奥には塊が隠れている、一つ片付けてもまた次が現れる。
「左の皺の奥、まだ残ってますよ」
「見えてるなら自分で取れ!」
「今の先輩のほうが細かい作業に向いてますから」
結局、最後の大物を撤去し終えた頃には三時間が経っていた。
「……終わった」
疲れ切った先輩をソラはピンセットで回収し、満足そうに自分の臍を眺める。
「すごくきれいになりました。ありがとうございました、先輩」
「もう二度とごめんだ……」
「また部長がいない日にお願いしましょうか」「絶対に嫌だ!」
楽しそうに笑うソラを見ながら、先輩は固く誓う。
――部長がいない日にソラと二人きりでサークル室へ残るのだけはやめよう、と。
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